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鋏の歴史について

2021年03月18日 鋏の歴史について


さて今回は植木鋏の歴史について解説していきますね! 

そもそも植木鋏はいつからあるのかということで非常に気になる問題ですよね。でもその前に「鋏」はいつからあったのかという事からお話していきたいと思います。

まず大まかに分けて鋏には「ギリシャ型」と「ローマ型」の二つがあります。それぞれ形も違いますので簡単に…

ギリシャ型は日本で和鋏と呼ばれている鋏の元になった鋏です。ばねの反発力を利用して切る仕組みになっています。
対してローマ型は現在多くの人々が触れている鋏です。ラシャ鋏、植木鋏、一般的に持ち手に二つ穴が開いた鋏がこの形をもとに作られています。もっと簡易的であれば輪っかがなしでも支点が真ん中にあるという事ですね。
どちらの鋏も中国を渡り日本にたどり着きました。

つまり植木鋏はこのローマ型が元なり現在使用されているわけですね!
さて原型がわかったところで植木鋏の話に戻りましょう。

時は1462年の室町時代。華道の流派として「池坊」が誕生しました。
これにより現在の「池坊鋏」として「花」を切る「木」を切るといったところから植木(植物)用の鋏として確立されたのではないかと考えています。
そしてここを起源とし日本の植木鋏は形を変えていく!?といった感じでしょうか。

少し話が長くなってしまいましたね。
続きはまたの機会に!


投稿者 由紀

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