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植木の鋏「切箸」について

2021年03月15日 植木の鋏「切箸」について


造園や植木に仕事をする人にとっては植木鋏は必須の道具。

植木鋏というと「大久保鋏」のイメージが強いようですが、地域によっては「佐助型」や「津島型」などたくさんの種類があります。

そんな中で非常に珍しい形をした植木の鋏があります。
それがこちらの「切箸(きりばし)」という鋏です。
安広 8寸  サイズ変更















板金などを切る金切鋏(ブリキ)にそっくりな見た目ですが、用途は植木を切る鋏になります。
※金切鋏も切箸と呼ばれることが多いですが全く別物!

使い方が難しそうに見えますが、軽くて切れ味もよいので慣れると非常に便利な鋏です。
この鋏は京都の口清さんという鍛冶屋さんが初めて作られましたが、残念なことに廃業してしまいました。
とても少ない人数なのですが、とある鍛冶屋さんがこの技術を引き継いでいます。
地金や鋼の仕組み、また裏すきやねじれの技術など素晴らしい限りです。
その為、手に入れるのは大変でした。

ねじれ 安広
















なかなかスポットが当てられない部分ですが、語り継がれるべきものであってほしいなーと思います。
また時間があるときに鋏のお話しますね!

では!

投稿者 Y


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