土木・造園 専門学校(土木・造園科)

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八王子 2年制 ※八王子校のみ設置 土木・造園のプロフェッショナルをめざす 土木・造園科 国土交通省資格認定 厚生労働省資格認定

オープンキャンパス・体験入学

特別授業「アーボリストの技術〜体験編」

2019年06月28日 特別授業「アーボリストの技術〜体験編」

佐藤@土木・造園科です。
今日はいきなり本題です。
アーボリストの技術を学ぶ特別授業を実施しました。
昨年夏の授業をさらに発展させ、今回は体験編です!



当然の疑問として、「アーボリストって何ですか?」ということが頭に浮かびますよね。
シンプルな定義が見当たらず、説明することが難しいのですが、

ー木を植え、育て、剪定をし、治療をし、時には伐採する、そういった技術体系を身につけていて

特に樹高の高い木の扱いにおいて独自の高度な技術を持ち

生き物としての樹木を尊重し、樹木と人間が良好な関係で共存する世界をつくる

そ祥茲領啅箸簑け爐力箸房まらない活動をする

というような人たちを、アーボリストと呼ぶとして、話を進めてまいります。
(異論もあるかもしれませんが、ここでは上記のようにとりあえず定義をさせてください)

なかでも、アーボリストを特徴づけるのは、△旅睫擇魄靴ζ伴の高度な技術、であると思います。
彼らは、船乗りのロープテクニックや、登山や探検で用いられる道具や技術を融合させ、安全に木に登り、樹上で作業をする技術へと昇華させました。
その一端を実際に体験して学ぼう、というのが今回の授業の目的です。

細かい話はこのくらいにして、授業の様子を紹介します。



まずはお手本。
ハーネスやカラビナ、ロープなどを使って、樹木に身を預けます。
初心者は、怖かったりして余計な力が入ってしまったりします。

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さっそく学生も挑戦です。
ロープテクニックは数ありますが、このダブルロープというテクニックなら、体重の半分の力で登れるそうです。
半分とはいえ、もちろん楽ではありません。

「きっつー!」
「明日、筋肉痛確定だわ」

あちこちで悲鳴が聞こえます。


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一方こちらでは、ロープを高い位置に掛けるために、重りのついた紐を投げて、狙った位置に掛けるテクニックを学んでいます。

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指導に当たっているのは、土木・造園科卒業生のSさん。
働きながら、技術をしっかり学んでいるようですね。
ご指導のほど、お願いいたします!

重りを投げるスローラインに学生もチャレンジ!
なかなか思ったところには行かないようで、苦戦してます。

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講師の先生とロープに慣れてきた学生が2人。
私の頭の上で何を話しているのでしょう?

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アーボリストは樹木の上で自由自在。
さまざまな技と道具を駆使することで、先端の細い枝のほうまでだって行けるので、安全に、かつ樹木に負担をかけず、美しい樹形に剪定することができます。

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そして、なにしろかっこいい。
私も20年若ければ、この道に進んでみたかった……。



学生のみなさんには、造園の世界で先人たちが培ってきた技術を学ぶとともに、常に新しい知見や技術を身につける姿勢も併せ持ってほしいなと思います。
それは、決して従来の造園を否定するものではなく、より深め、発展させていくために必要なことです。
伝統的な庭園として今に伝わっているものだって、制作当時は時代の最先端だったわけですからね。


今回の特別授業にご協力くださいました有限会社植日造園のみなさま、本当にありがとうございました! 今後ともよろしくお願いいたします!

(佐藤)

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