樹木の表現 :「造園設計」(1年生)
2017年11月23日 樹木の表現 :「造園設計」(1年生)
1年生の「造園設計」の授業の様子です。
図面の表現を学ぶため、樹木を描いて、水彩色鉛筆で着色します。
現在の造園業界ではCAD(設計ソフト)を使っての図面作成が
普通になっていますが、
学生のみなさんには手描きの図面作成に取り組んでもらっています。
手を動かして描くことで、
たとえば樹形は種類によって異なること、
日頃は「緑色」とひとくくりにしている葉っぱが、
実はたくさんの種類の色から成り立っていること
(同じ「緑色」にも無限に種類があるわけです)などが
よくわかります。
「CADなら、選んで貼り付けるだけじゃないかー」
あのね、そういうことではないんですよ。
わずかな差異をも丁寧にすくいあげ、表現へと昇華させることが、
造園家や庭師に求められることです。
自然を相手にする以上、それは避けて通ることはできません。
「カタログの切り貼りがデザイナーの仕事ではない」と
私の師匠は何度も口にされていました。
よくわからない?
「ラクしちゃいかん」ということです。
(担当:佐藤)
図面の表現を学ぶため、樹木を描いて、水彩色鉛筆で着色します。
現在の造園業界ではCAD(設計ソフト)を使っての図面作成が
普通になっていますが、
学生のみなさんには手描きの図面作成に取り組んでもらっています。
手を動かして描くことで、
たとえば樹形は種類によって異なること、
日頃は「緑色」とひとくくりにしている葉っぱが、
実はたくさんの種類の色から成り立っていること
(同じ「緑色」にも無限に種類があるわけです)などが
よくわかります。
「CADなら、選んで貼り付けるだけじゃないかー」
あのね、そういうことではないんですよ。
わずかな差異をも丁寧にすくいあげ、表現へと昇華させることが、
造園家や庭師に求められることです。
自然を相手にする以上、それは避けて通ることはできません。
「カタログの切り貼りがデザイナーの仕事ではない」と
私の師匠は何度も口にされていました。
よくわからない?
「ラクしちゃいかん」ということです。
(担当:佐藤)
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