キャラボク/樹木を覚えよう(15/全60)
2012年03月15日 キャラボク/樹木を覚えよう(15/全60)

木曜担当の“つッチ”です

今年の桜の見ごろは、4月4日〜10日だそうです。4月9日の入学式は満開の桜の中で行なわれそうなのだ

さて、3級造園技能士を目指して、本日はキャラボクについてマナビマス。
【伽羅木】[学名:Taxus cuspidata Sieb. et Zucc. var. nana Rehd.]
イチイ科の常緑低木。高さ2、3メートル、径10センチメートル以下のものが多いが、まれに高さ8メートル、径30センチメートルに達するものがある。幹は横に広がって斜上し、密に小枝を分ける。葉は基本種のイチイに似ているが、葉幅が広く厚みがあり、先端は急に鋭くとがり、濃緑色で螺旋(らせん)状に密に互生してつく。雌雄異株。3〜4月に小枝の葉の間に小形の花を開く。雄花は小さい楕円(だえん)形の花序をつくり黄色、雌花は淡黄色で葉腋(ようえき)に単生する。仮種皮は成熟すると紅色で多肉質となり、その中央に褐紫色で核状の種子が1個ある。鳥取県大山(だいせん)のものは有名で国の天然記念物に指定されている。陰樹であるが大きくなると日当りのよい所でも育つ。萌芽(ほうが)力が強く、庭園樹とされ、日本式庭園にも洋式庭園にも適した木で、広く植栽される。普通は挿木で殖やす。

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