土木・造園 専門学校(土木・造園科)

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八王子 2年制 ※八王子校のみ設置 土木・造園のプロフェッショナルをめざす 土木・造園科 国土交通省資格認定 厚生労働省資格認定

オープンキャンパス・体験入学

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2019年12月02日 地質調査を体験する。

 師走を迎え、寒さも厳しくなってきました。皆様、風邪など引かないようお気を付け下さい。
先日、二年生を対象に「地質調査」の実習を行いました。実習場所は八王子キャンパス内です。多摩丘陵(西は高尾から鎌倉北部まで)に位置している本校をモデルとして各種の地質調査を行い、その地下内部の構成(土層)や各土層の強度を調べるのが目的です。
 土木工学を学ぶ中で土を知ることは大変重要な意味を持っています。街で見かける大きな建設物も自分たちが住んでいる家も総て地質調査を行ってから作られているんです。今回、「神奈川地質蝓徑佑里感力を頂き地質調査の実習が実現いたしました。
 それでは「ボーリング調査」から紹介したいと思います。下の写真のように櫓(ヤグラ)を組み機械の力で地下内部へ掘り下げて行くのです。(今回は地下10mまで)途中土層の変化を確認して、サンプリングし、標準貫入試験により強度を測定します。その強度は「N値」で表し N値30>N値10 数値の大きさが土の強さと比例します。※質量63.5キロのドライブハンマーを76僂旅發気ら落として30cm貫入させる試験です。この試験は人力では無理なので機械を用いて行います。
   ボーリング試験      採取した土の確認
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  また、簡易的な試験方法も幾つかあり、学生達はそちらで体験をいたしました。一つは簡易動的コーン貫入試験、これはウェイトが5kgになるので人力で試験できます。これは10儡啼するまでの打撃回数(Nd値)を求める。DSC_0290DSC_0292 (1)スウェーデン式サンプリング試験 この試験の特徴は打撃ではなくウェイトを最大100kgまでのせ回転により貫入させる試験です。名前の通り外国発祥の試験で住宅の基礎地盤の判定に用いられてます。これらの試験はウェイトにしても10kgを超えますので足などに落としたら怪我します。参加した学生はヘルメット、安全靴、手袋等の保護具を着用して実習に臨みました。

 今、現在学生達は試験で得られたデーターの整理に勤しんでます。それぞれの試験結果をまとめてどんな成果を出してくるのか楽しみです。多摩丘陵(八王子市片倉)の大地は彼らにどんな事を伝え、何を教えてくれるのでしょう。 
最後にこの特別授業を開講するにあたりご尽力いただきました神奈川地質衢佑妨耄蕕鮨修珪紊欧泙后ありがとうございました。 
                              
                    土木・造園科 山内

















































































n-55636467 at 14:29 | この記事のURL | |

2019年11月09日 進級期保護者懇談会を開催しました

今年の秋は関東で災害が続きましたね。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。


さて、今年も進級期保護者懇談会を開催いたしました。
日頃の学校での様子や進路のことなど、個別に面談をしてお話しさせていただきました。

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企業の採用活動の早期化も話題になっておりますが、いずれにせよ、早めに自分の将来と向き合うことが成功の鍵になると思います。
ご家族とも相談をしながら、納得のいく進路を見つけてくれることを願っております。

(佐藤)

n-55636467 at 17:13 | この記事のURL | |

2019年09月11日 石積み実習2019

深夜の台風直撃、娘の足蹴り直撃で寝不足が続く佐藤@土木・造園科です。

今年も石積み学校(https://www.facebook.com/ishizumischool)の金子玲大先生をお招きして、空石積みの講義と実習を実施しました!

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空石積みは、棚田や段畑などでみられるもので、モルタルやコンクリートを使わず、自然石を積み上げて作る素朴な石積みです。エネルギー消費が少ない、土地の資源(材料や人)を活かせる、廃棄物が出ない、壊れても自分たちで治せるなど現代的に価値のあるメリットが多くあります。
石積みのできる人が高齢化し、技術の継承が危ぶまれている状況ですが、環境の時代である現代においてあらためて注目が高まりつつある技術です。

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まずは重心の取り方など、石積みの基本的な決まり事を勉強し、いざ実践!
話だけ聞くと簡単なのですが、実際に積んでみると、そう簡単にはいきません。
学生たちは、
「こうすればいいんじゃない?」
「あれ?ダメだな」
「もっと大きい石持ってきて!」
などとワイワイ言いながら、少しずつ積んでいきます。

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先日、この空石積みのことが、テレビ番組の「タモリ倶楽部」で取り上げられていましたが、そのときのタイトルは「レッツ、石積みニュケーション!」だった、かな。
石積みをするには互いに声を掛けあい協力することが欠かせないため、新入社員教育などにも導入されているというようなことも紹介されていました。
確かに、石積みをすると、仲間との距離が縮まります。

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少々脱線しましたが、空石積みは土木にとっても造園にとっても、原点の一つといえます。
工事現場ではドローンが飛び、建設機械が自動で動く時代ですが、この空石積み実習からそれぞれが大切なこと(言葉だけでは伝えられないから石を積んでもらうんですよ)を学んでくれたらいいなと思っております。

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今回はあきる野産の砕石を使わせていただきました。
(株)エコワスのみなさま、ご協力ありがとうございました!

金子先生、今後ともよろしくお願いいたします!

(佐藤)

n-55636467 at 9:29 | この記事のURL | |

2019年06月28日 特別授業「アーボリストの技術〜体験編」

佐藤@土木・造園科です。
今日はいきなり本題です。
アーボリストの技術を学ぶ特別授業を実施しました。
昨年夏の授業をさらに発展させ、今回は体験編です!



当然の疑問として、「アーボリストって何ですか?」ということが頭に浮かびますよね。
シンプルな定義が見当たらず、説明することが難しいのですが、

ー木を植え、育て、剪定をし、治療をし、時には伐採する、そういった技術体系を身につけていて

特に樹高の高い木の扱いにおいて独自の高度な技術を持ち

生き物としての樹木を尊重し、樹木と人間が良好な関係で共存する世界をつくる

そ祥茲領啅箸簑け爐力箸房まらない活動をする

というような人たちを、アーボリストと呼ぶとして、話を進めてまいります。
(異論もあるかもしれませんが、ここでは上記のようにとりあえず定義をさせてください)

なかでも、アーボリストを特徴づけるのは、△旅睫擇魄靴ζ伴の高度な技術、であると思います。
彼らは、船乗りのロープテクニックや、登山や探検で用いられる道具や技術を融合させ、安全に木に登り、樹上で作業をする技術へと昇華させました。
その一端を実際に体験して学ぼう、というのが今回の授業の目的です。

細かい話はこのくらいにして、授業の様子を紹介します。



まずはお手本。
ハーネスやカラビナ、ロープなどを使って、樹木に身を預けます。
初心者は、怖かったりして余計な力が入ってしまったりします。

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さっそく学生も挑戦です。
ロープテクニックは数ありますが、このダブルロープというテクニックなら、体重の半分の力で登れるそうです。
半分とはいえ、もちろん楽ではありません。

「きっつー!」
「明日、筋肉痛確定だわ」

あちこちで悲鳴が聞こえます。


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一方こちらでは、ロープを高い位置に掛けるために、重りのついた紐を投げて、狙った位置に掛けるテクニックを学んでいます。

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指導に当たっているのは、土木・造園科卒業生のSさん。
働きながら、技術をしっかり学んでいるようですね。
ご指導のほど、お願いいたします!

重りを投げるスローラインに学生もチャレンジ!
なかなか思ったところには行かないようで、苦戦してます。

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講師の先生とロープに慣れてきた学生が2人。
私の頭の上で何を話しているのでしょう?

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アーボリストは樹木の上で自由自在。
さまざまな技と道具を駆使することで、先端の細い枝のほうまでだって行けるので、安全に、かつ樹木に負担をかけず、美しい樹形に剪定することができます。

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そして、なにしろかっこいい。
私も20年若ければ、この道に進んでみたかった……。



学生のみなさんには、造園の世界で先人たちが培ってきた技術を学ぶとともに、常に新しい知見や技術を身につける姿勢も併せ持ってほしいなと思います。
それは、決して従来の造園を否定するものではなく、より深め、発展させていくために必要なことです。
伝統的な庭園として今に伝わっているものだって、制作当時は時代の最先端だったわけですからね。


今回の特別授業にご協力くださいました有限会社植日造園のみなさま、本当にありがとうございました! 今後ともよろしくお願いいたします!

(佐藤)

n-55636467 at 14:21 | この記事のURL | |

2019年06月20日 土木・造園科OBによる特別授業!〜ようこそセンパイ〜

 最近、なぜか飼い犬が朝4:00に起きるため、良質な睡眠がとれず、寝不足が続いている佐藤@土木・造園科です。

 先日、土木・造園科のOB、2期生のHさんをお招きして、1年生(8期生)向けキャリアデザインのための特別授業を実施しました(そう、NHKのあの番組みたいな企画です)。
 Hさんは、土木・造園科を卒業後、ユニオン建設(株)に入社、鉄道土木の現場で働いていらっしゃいます。

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 授業では、まず鉄道土木という仕事について話していただきました。
 私たちが日々使う電車が安全に、かつ時間通りに運行できるように支えているのが鉄道土木。もちろん、電車の運行していない深夜の作業もあるので大変な面もありますが、人々の生活を支えるやりがいのある仕事です。

 さらには、土木・造園科での学びと実際の現場の関連をお話しいただきました。
 土木の仕事でも、造園の授業で学習したはずの知識が必要な場面があったという体験から、土木だとか造園だとか限定せず、何でも一生懸命学ぶようにというアドバイスをいただきました。

 Hさん、このたびはおいそがしい中、本当にありがとうございました! 今後のますますのご活躍を、土木・造園科教員一同、心よりお祈り申し上げます。

 そして、この記事を読んでくださっているOB・OGのみなさん、ぜひ後輩にみなさんの経験を伝えに来てください。楽しみにしております!

(佐藤)

n-55636467 at 14:15 | この記事のURL | |