土木・造園 専門学校(土木・造園科)

テクノロジーで社会を豊かにする。



八王子 2年制 ※八王子校のみ設置 土木・造園のプロフェッショナルをめざす 土木・造園科 国土交通省資格認定 厚生労働省資格認定

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2017年11月30日 特別講義「八王子学〜ものづくりの道〜」(第2回)

テクノロジーカレッジの1年生を対象とした特別講義シリーズ
「八王子学〜ものづくりの道〜」(全8回)の第2回の様子です。

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今回の講演者は、(株)エイビット 代表取締役の檜山竹生氏。
パソコンや携帯電話の黎明期の話から、
Iot、クラウド、AIなどの技術を活用した未来の社会の話まで、
大変刺激的な講演でした。

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講演の終わりに放たれた「準備はできていますか?」という
檜山氏の問いかけが、深く印象に残っています。

 学生のみなさん、準備はできていますか?――

これからの社会は、第4次産業革命により、
仕事・働き方が劇的に変化すると言われています。
光があれば影もあるのが世の道理で、
諸手を挙げて歓迎というわけにもいきませんが、
その中でどう働き、どう幸せに生きていくかを、
一刻も早く学生のみなさんに考えてもらわなければいけないと、
キャリアデザインの授業の担当教員として
少々焦りも感じております。

土木の分野では、CIM、i-Constrution などの言葉が
飛び交っています。
造園の世界でどこまで情報技術が活用されるかはわかりませんが、
超スマート社会における造園技術者の在り方も
問われることになるでしょう。

どう生きたらいいかというマニュアルはありません。
唯一の正解があると考えている方は
考え方を改めたほうが良いかもしれません。

学び続ける覚悟をして、その姿勢を整えること。
準備をするというのは、そういうことかなと思います。

(担当:佐藤)


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2017年11月29日 竹垣の制作 : 『造園実習2』(1年生)

竹垣を作っています。

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1年生の『造園実習2』の授業。
先日制作した花壇に垣根を添えるという課題です。

四つ目垣をベースにした創作竹垣。
柱を立て、胴縁を取り付けるという基本技術を練習しつつ、
立て子の配置で遊びを表現してもらいます。

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実際に竹垣をこしらえる仕事は少なくなっています。
和風の庭が減っているばかりでなく、
数年ごとに作り替えることを負担に感じる方が増えて、
長持ちするアルミ製の擬竹を使った竹垣フェンスの利用も
増加しています。

「じゃあ、なんで僕らは竹垣の練習をしてるんですかー?」

竹は自然の素材です。
1本1本、太さも違えば長さも違う。
まっすぐに見える竹も、良く見れば曲がっています。

「直径4.3cmで、節間が15.6cmで均等のまっすぐな竹がほしい」
と言ったって、そのようなものはありません。
あったとしても探しているだけで1日が終わってしまいます。

手元にあるもので何とかしなければならない。
ものづくりでは、こういう場面はよくあります。
そこに、知恵と工夫が生まれるんです。

たとえば……、
節止めにして、強度をもたせる。
構造上の位置によって、使用する部位を変える。
葉の生えていた面を正面にもってきて、まっすぐに見せる etc...

先人たちの知恵に触れながら、
自ら新しい工夫を生み出すための心身を準備していく。
これが竹垣制作練習の眼目といって差し支えないと思います。

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みなさんの健闘を祈ります。

(担当:佐藤)


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2017年11月27日 「あすなろ講座」(第2回) : 1年生

これから本格的な就職活動に入る1年生を対象とした
特別講座「あすなろ講座」の第2回が行なわれました。
今回は山野副校長が担当します。

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キャリアデザインの考え方から、
自己PR・志望動機の書き方などの実践的な内容まで
盛りだくさんの講義で、
学生たちが熱心にメモを取っている姿が見られました。

講義の中で、「自己PR」とは、
ただ自分のことばかりを宣伝するものではなく、
どういう貢献ができるかを伝えるものだという話がありました。

「企業戦士」「24時間戦えますか」など
一時代前に流行した言葉がありますが、
近年は、会社に縛られずに自分らしい生き方をすることが
称賛される(あるいはそういう生き方にあこがれる)傾向が
強いように思います。
ただし、自分らしさの追求が行き過ぎれば、
その先にあるのは共同体の解体と
あらゆるもののサービス化、しかありません。
これは、まさに今私たちが迎えようとしている社会でしょう。
だからこそ、「貢献」という言葉が
あらためてキーワードとなる時代なのかもしれません。

もとより「社畜」のようになれという話ではありません。
自分が所属するコミュニティー(たとえば会社)が
気持ちのいい場所になるように力を尽くすことは、
自分の幸せにつながることであり、生きがいともなる行為です。

「個人の幸せの追求」と「共同体への貢献」を、
どうやって両立させるか。
その答えを、いや、せめてヒントだけでも、
この学校に学ぶ中で、
一人ひとりが見つけていってほしいなと願っております。

(担当:佐藤)





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2017年11月23日 樹木の表現 :「造園設計」(1年生)

1年生の「造園設計」の授業の様子です。
図面の表現を学ぶため、樹木を描いて、水彩色鉛筆で着色します。

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現在の造園業界ではCAD(設計ソフト)を使っての図面作成が
普通になっていますが、
学生のみなさんには手描きの図面作成に取り組んでもらっています。

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手を動かして描くことで、
たとえば樹形は種類によって異なること、
日頃は「緑色」とひとくくりにしている葉っぱが、
実はたくさんの種類の色から成り立っていること
(同じ「緑色」にも無限に種類があるわけです)などが
よくわかります。

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「CADなら、選んで貼り付けるだけじゃないかー」

あのね、そういうことではないんですよ。

わずかな差異をも丁寧にすくいあげ、表現へと昇華させることが、
造園家や庭師に求められることです。
自然を相手にする以上、それは避けて通ることはできません。
「カタログの切り貼りがデザイナーの仕事ではない」と
私の師匠は何度も口にされていました。

よくわからない?
「ラクしちゃいかん」ということです。

(担当:佐藤)

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2017年11月20日 特別講義「八王子学〜ものづくりの道〜」(第1回)

テクノロジーカレッジの1年生を対象とした特別講義シリーズ
「八王子学〜ものづくりの道〜」(全8回)がスタートしました!

第1回の講演者は、八王子市前市長の黒須隆一氏。
「失敗を恐れずに挑戦しろ」という
力強いメッセージが印象的な講演でした。

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黒須氏の投げるまっすぐな球は、
きっと学生たちの心に届いたのではないかと思います。


学校は、学生の失敗に寛容な場所です。
というよりも、学生の失敗を歓迎すらしていると
言えるかもしれません。

小さな失敗をたくさん重ねるうちに、
自分が失敗するときのパターンも見えてくるし、
失敗したときの対処の仕方についても学ぶことができます。

最近では、企業などの不祥事についての報道で、
「やってません」「知りません」とまずは否定しておいて、
いよいよ追いつめられたら謝罪するという場面を見る機会が
増えたような気がします。

そのような姿の背景には、失敗に慣れていないがために抱えている、
失敗を認めることへの心理的な抵抗があるのかもしれません。
失敗したらそれを認めることからしか次には進めないということは、
誰にでも分かるはずのことですが、
分かることと実行することの間には、
思いのほか高い壁があるようです。

学生のみなさん、若いうちにどんどん挑戦して、
どんどん失敗して、そこからたくさんのことを学んでくださいね。
健闘を祈っています。

(担当:佐藤)



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